読書が大好きな小学校3年生の娘のために手に入れた新しい本。
「最後のオオカミ」
本人が読む前に、自分で読んでみた感想を。
一言で言おうと思うと難しいけど…
「新しいのに、懐かしい」
まず驚くのは、本文中にメールが出てくること。
これは、アナログ世代のわたしには驚きでした。
アナログ媒体の本で、デジタルな文章の話をするなんて!
しかも子供向けの本で!
でも、これは子供にとっては驚くことではないのでしょう。
なぜなら、デジタルネイティブな世代だから!
生まれた時には携帯があり、物心ついたころにはスマホが当たり前にあり、PCの画面をフリック操作しようとするのですよ。
しかし、そのデジタルから、おじいさんのもっと前のおじいさんの少年時代の、ザ・アナログな話が始まるんです。
青春であり、戦争であり、ルーツである。
これは、子供にわかるのか…!
難しいけど、わからないけど、ほんのりでいいから読み取ってほしいと思います。
わたしは、好きです。
このお話。
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